できること

今日はぴー兄さんこと、本名ぴーちゃんを
動物病院に連れて行きました。
7年半、病気ひとつしないでガッチリムチムチの
健康文鳥だった兄さんなのですが…
そんな艶男、ぴー兄さんにも確実に衰えがきているようなので、
健康診断も兼ねて小鳥もしっかり診てくれる
動物病院へ連れて行ったわけであります。
(↓うたた寝ぴー兄さん)

もう7歳半を過ぎ、白い羽を増やし、飛ぶ距離も短くなり、
右目もよーく見ると少し白っぽくなってきてたんす。
いつも元気でかわいいからわかりづらいんですけどね。


診察の結果、右目は白内障っぽくなってきているようでした。
老齢ゆえによくあることだし、特効薬も完治する方法もないとのこと。
健康には問題がないので見えなくなってきたときのために
カゴのレイアウトを考えてあげればいいということになりました。


そして一番気になっていたのは
最近になって少しおしりが重たそうに見えたこと。
そのあたりを相談してレントゲンやエコー検査などで
詳しく診てもらったところ…
下腹部に水っぽい腫瘍(?)みたいなものが
あることがわかりました。
腫瘍の正体はいまのところ謎。
水っぽく、固形物ではないことだけ。


お医者さんと私と夫の3人でじっくり相談した結果、
まず抗生物質を2週間ほど飲み水に混ぜて投与してみて様子見。
それでも腫瘍が小さくならないようだったら
腫瘍の一部を注射器で少しだけ採取してみて(←体内にあるので)、
詳しい検査をしてみる…ということになりました。
検査の結果次第では手術をして腫瘍を取り除くか、そのまま腫瘍を残すか、
飼い主が選択しなければなりません。
ぴー兄さんはもう7歳半すぎ。おじいさんです。
年齢と体力を考えると手術なんかしたら
負担が大きすぎて死んでしまうかもしれない…。


ぴー兄さんにとって、なにが一番いい方法なのか。
飼い主として今できることはなにか…。
診察室でキャリーの中から私を見つめるぴー兄さん。
その小さな瞳を見ていたら、ちょっと泣きそうになってしまった。
ぴー兄さんは手練れのお医者さんに診察室であれやこれやとこねくりまわされて
お腹が減ったようで、キャリーに入れたエサをガツガツ食べていました。
食欲は旺盛なんだよねー。
そこはいつもの『ぴー兄さんらしい』というかなんというか。




ペットを飼うということは、いつか必ず訪れる
別れも覚悟していかなければならない。
そんなことは充分知っていたはずなのに、
腫瘍が見つかったというだけでこんなにも泣きそうだー。


でもまだ悪性の腫瘍と決まったわけではないですし、
ぴー兄さんはいつもどおり元気にエサを食べては歌い、
飼い主に求愛相手のおねだりをしてくる。
泣きそうになってる場合じゃないですね!!
飼い主として、できる限りのことはしてあげたい。
小さな命だけど私たち飼い主にとってはかけがえのない、
大事な愛しい愛しい宝物です。
今以上に毎日しっかりと様子を見てあげて、
ぴー兄さんが元気でいられる方法をお医者さんや夫と
相談しながら探っていきたいと思います。


とりあえず艶男ぴー兄さんは明日から闘病生活に入ります。
抗生物質入りのお水、飲んでくれるかなー。心配だー。(;^ω^)